バカにされるのがとにかくいやだ
昨日、人間関係の中で出てくる考え・感情から自分の人生のパターンに気づくワークをやっていたときのこと…
ひとりの女の子がうまくパターンを整理できず、みんなで話を聞き出しながら整理していました。
その人は、
『人に会う』という条件が来ると
『どうせバカにしてくるんだろ』『怒られる』という考えや
『怒り』『こわい』の感情が生まれ、
でも、表情や行動は
『笑顔で、ヘラヘラ、ニコニコ』
そして、なんとなく合わせてしまう
その結果、
『建前のばかり』の関係性と
『怒り・恐怖、ストレスを蓄積する人生』
になっていると
自分で気づいていました。
その子は、みんなで聞きながら整理しているときに、少しずつ本音が出てくるようになって、
「自分の話でこんなにみんなの時間をとってしまってなんか申し訳ないな。みんな大丈夫?怒ってない?」と言いました。
周りのみんなは興味深々で聞いていたので、そんなことはなかったのですが、
その子は、みんなの答えを聞く前に
「違うって言われたとしても、きっと本音では怒ってるって思ってる」
と話していました。
本人的には、「いつも人を疑ってしまう」と言っていましたが、
本当に怒っているかどうか、バカにしているかどうかを確認することはないそうで、
無意識では、相手は「怒っている」「バカにいる」と結論を出してることがわかりました。
たった2時間ほどのワークで
身近な人間関係の中で繰り返してしまうパターンや、人生のパターンまで整理でき、みんな沢山の気づきを得ていました。
一人一人が持っている性格や観点はバラバラに見えるので、複雑で整理が難しく見えますが
実は、人間が共通に使っている脳にはあるクセが働いていて、それを理解する事でシンプルに整理することができるようになっています。
脳のクセについては、また今度紹介していきたいとおもいます。
今日も読んでくださりありがとうございます。