人の3つの諦めと若者の叫び
今回は、現代人が持っている3つの諦めと若者の叫びについて書いていきたいと思います。
まずは、3つの諦めから、
1.勉強に対する諦め
現代は、多くの人が手のひらに収まるコンピュータースマートフォンを持っています。
そして、いつでもどこでもインターネットにアクセスして、世界中のどんな情報も調べられます。
そして、インターネットを通して、沢山の情報や人と出会うことで、
意識しているかどうかは別として、
自分より賢い人がいくらでもいることがどんどんわかってしまいます。
しかも、人間より遥かに精密で、多くの知識を一瞬で記録できるAIまで登場したことによって、
人間をはるかに超える知識を持つ存在と出会って
人間が知識を蓄えることになんの意味もないことを無意識に感じるようになっています。
自分よりも勉強ができる人は山ほどいる。
勉強したとしても上には上がいる。
勉強したところで幸せになれるかと言ったらそうでもなさそうだし。
スマートフォンやAIがあるなら、自分が知識を蓄えることに価値を見出せない。
だから、勉強しても無駄。
勉強に対する諦めを持っています。
2.お金に対する諦め
テレビやスマートフォンを見れば、
自分より金稼いでる人なんて有り余るほどいるし、
自分が今の仕事でどれだけ働いても、お金持ちになれないことはわかってるし
どんだけ稼げるようになろうとしても、今から1番のお金持ちにはなれない。
しかも、お金持ちになったとしても幸せになれないこともなんとなく気づいている。
お金を稼ぐことへの諦めがあります。
3.自己開発に対する諦め
先程から再三書いてるように、
テレビやスマートを見れば自分より優れた人なんて山ほどいる。
自分よりお洒落な人、自分よりお金持ちな人、自分よりかっこいい人、自分より友達がいる人、自分より発言力がある人、自分より人脈がある人。
もしそんな風になりたいと思っても、どれだけ頑張ったってなれるかもわからない。
ほかの人にはできても自分にはできないと思ったり。
これまでも変わりたくて頑張ったけど、変われなかった。
そもそも、なりたいとも思えない。
出来るだけ、欲求や目標を小さくして、
目の前のこと感謝したり、楽しんだりする生き方を選ぶ。
若者は特に諦めが強いです。
この人生で
なりたい自分になるために、
何かの部分のパートで、
しかも誰かがもう達成したことある目標を達成するために、
我慢して、修行して、練習して、時間かけて、大事な時間使うなんて、勿体無いし、はっきり言って馬鹿げてる。
それじゃあ、私の生きる意味ないじゃんって思ってる。
けど、今までにない何かが見つからない
見つけたくても見つからない。
さらに諦める。
死ねないから、死にたくないから生きてる。
夢も持てない、持っても諦め。
だから、夢は持たない。
欲求は持っても、どうせ手に入らない。
だから、欲求を小さく小さく。
家は持たない。
車も持たない。
彼女も欲しくない。
結婚もしない。
一人でミニマルライフ。
お金稼いで、最低限の生活。
たまに楽しいことできればいい。
深く深く諦めてる。
もう、「今まで」に対して絶望してる。
誰かがやったことあることはやりたくない。
誰かが達成したことあることを達成したいと思わない。
だれもやったことないことやりたいし
だれも生み出したことないこと生み出したいし
だれも見たことない可能性に賭けたいし
だれも作ったことない価値を作りたいし
だれも描いたことない夢に賭けたい。
これが、若者の叫びです。