人間と自然が本当に共生できる世界を創りたい
自分には、人間関係での悩み以外にも、どうしても解決したいことがありました。
それは環境破壊、環境問題のことです。
小学校の時、社会の勉強で、地球温暖化や、オゾン層の問題、熱帯雨林の減少、水質汚染、大好きな自然がこんなにも汚れてしまっているのかと衝撃でした。
地球温暖化によって、地球の氷が溶け、海水面が上昇して、南国の島では水没しそうになっている写真などを目の当たりにした時は、正直、人間ってなんでこんなに愚かなんだろうと感じたのを覚えています。
それは、人間の快適さ利便性、効率性を求める行動によって、自然が破壊されて、結果的に人間に跳ね返ってくるという、自分の首を自分で締めているように思えたからです。
田舎で育った私は、自然が大好きでした。
田んぼや山や川でよく遊んでいました。
特に川の魚が大好きだったのですが、ある日いつも魚がいるところに全く魚が見えなくなってしまったことがありました。
その理由は、周りが土でできていた小川が、田んぼの整備によってコンクリートの護岸に変わってしまったことによるものでした。
その時、小学校だった私は、ものすごく悲しくなったのと同時に、この社会のあり方について怒りと疑問を持つようになりました。
人間と自然が共生できる世界を作りたい。
そう思うようになりました。
私が感じた究極の限界は、
人間のエゴ意識、欲求、自分たちが良ければそれでいいという観点を変えられないことでした。
解決のためにいろんなことに取り組みました。
大学で人と自然の共生について学んだり。
いろんな本を読んだり。
自然の中で遊び触れ合って、自然を大切にしたいと思う人を育てようとやってみたり。
でも、どれをやっても人間の意識が変わらなければ変えられないという限界に陥りました。
なぜなら、それだけ自然を良くしたいと思っている自分自信でさえも、
電気を点けっぱなしにしてしまったり、水。出しっぱなしにしてしまったり、無駄遣いをしてしまったり、
そんな自分を感じてしまったからです。
それでも、自然と人を愛する人が増えたら何か変わるのではないかと思い、自然体験活動のインストラクターの仕事を調べてみたり、そのようなお仕事ををされている方のお話を聞いたり、実際に子供たちと一緒に自然体験活動をしたりしました。
でも、やはり根本的な解決策が見えず、模索している中でn-techと出会いました。
そのnTechの内容と出会えば出会うほど、すべての根本原因は観点の問題だ!と確信が深まっていきました。
これを解決できたら自分の問題も関係性の問題も人間が作り出してるすべての問題を解決できると希望を持つことができました。
そして、nTechの中心的なコンテンツを学べる1週間のセミナーに参加しました。
そこで、境界線のない1つの動きからこの現実がなぜどのように生まれているのか論理とイメージで理解した時に
目を開けたまま自分と自分の宇宙が消え、人間と人間の宇宙が実在しないと理解納得しました。
今までに体では、味わったことのないスッキリ感が得られ、
すべてが今ここチームプレイして、今目の前の現実が作られていることを認識できました。
なぜ、どのような仕組みでこの体が自分だというエゴ意識がが作られたのか?も理解することができました。
そして、この体がだけが自分だというこれまでの人間観を包越した人間観を持つことができました。
さらに、自然と人間という分離から、どう共生していくのか?という発想ではなく、人間も自然もないところから今ここを観る認識の変化が起こり、
無から有を生み出しているその仕組みと目的方向性が分かることによって、宇宙自然、歴史文明、人間が行くべき道が観え、そこに進んでいくことによって、人間と自然の両方の尊厳を傷つけない社会、歴史、文明を作っていけるんだと確信しました。
人と自然だけでなく、すべてがWin-Win All-Winしていく世界を創って行くために、まずは、無から有を認識する認識方式を多くの人と共有できるよう、現在活動しています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!