明るく振る舞わないといけないのをやめられた話
最近、明るく振る舞わない
元気に振る舞わないといけない
と無意識に思ってることによく気づくことがありました
思えば、小さいころから、
誰かに会ったら常に
相手に嫌われないように
相手から悪く思われないように
相手から気に入ってもらえるように
笑顔をして振舞っていました
それで人間関係がある程度うまくいっていたので、自分にとっては、できるだけ円滑に人間関係を築いて生きていくためには、いい道具となっていました
でも、それを無意識に続けていると、
人と出会うという条件と出会ったら、
オートで笑顔をして明るく振る舞うようになり、
疲れていても、笑いたくなくても、どんなに不安でも、笑顔をしてしまう
ということがどんどん当たり前になりました
疲れている時には、無理に明るく振る舞うことで、疲れがさらに溜まり、
誰かに会おうとすると、疲れるイメージが付くようになり、
できるだけ、人と会いたくないという心の状態が育っていきました
思えば、私が人に会ったら笑顔をするようになった背景には、
不安や恐怖の感情があったからです
「相手に否定される」のが怖かったのです
これまで何度もブログで書かせていただいていますが、
無意識に「ありのままの自分は絶対受け入れてもらえない」というブレーキがあり、否定される自分と、否定してくる相手という関係性のイメージが根底にありました。
だから、否定されないように、否定されないように、笑顔をして明るく振舞っていました。
そのことに気づいてからも、なかなか無意識の条件反射をやめられず、苦しんでいました。
ですが、最近少し変化がありました。
相手からどう見られるか
という基準から、
まずは自分自身をどう認識するのかというところに基準点がシフトしたからです
今までは、相手から否定されるという前提のもと、そこを基準に、自分の行動や言動を判断し、否定していました。
それをやめて、
どんな行動や言動に対しても、自分自身の事情や背景に寄り添って観てみることをやってみたところ、
目に見える部分ではなく、
背景から自分自身を肯定することができ、
心の奥から涙が出てきました。
周りから否定されることを怖がっていましたが、
否定されたという思いが出る根っこは自分自身が作っていて、こんな風に肯定する感覚があるんだと気づきました。