令和哲学カフェ 第22回に参加しました!
これからの常識にとどまらない考え方・生き方・ものの見方・聞き方・学び方のヒントがたくさんつまった令和哲学を通じて交流できるのが「令和哲学カフェ」です。
6月25日【第22回令和哲学カフェ】 美しい考え(2) | 令和哲学カフェ
参加した感想を一言で言えば、
考えを考えながら人の話を聞いてパニック状態
です。。。笑
パニックになりましたが、ファシリテーターのNoh先生から、
「テーマ「美しい考え」は全5回のうちまだ2日目なので、パニックになって全然大丈夫ですよ。焦らず焦らず」
という話を聞いて、安心して終えられました。
今回は、少しまとまりのない文章になるかもしれませんが、私が参加して気づいたこと、感じたことをいくつか書いていきたいと思います。
まず、1つ目。
自分の頭で考えながら、話を聞くので話がごちゃごちゃになり、話が聞けてないことによく気づきました。
ファシリテーターのNoh先生から、WHTの参加者にこんな質問が投げかけられました。
「〇〇さんは何と言いましたか?」
「〇〇さんと〇〇さんの主義主張の違いは何ですか?」
「〇〇さんの主義主張にプラスアルファして〇〇さんを論破してください」
ここで、そもそも〇〇さんがなんて言ったか覚えていない‥!
ということが何度もありました笑
それもそのはず、参加者の方が話しているときに、
自分の中で考えを走らせているので、その間は相手の話が入ってきていないんですよね。
当たり前といえば、当たり前ですが、実は日常でもこういうことがよく起こっているなぁと感じました。
そして、2つ目。
Noh先生のディスカッションを深めるファシリテーション能力のすごさを感じました。
そのように感じた場面はこんな感じです。
WHTの中で、まず、Noh先生が1人の主義主張について、4人から論破するように質問しました。
次に、その論破されて、やられそうになっている人の心も読み、その人と同じ意見を持っていた人に質問を投げました。
それは、論破されている人を応援させようとしていたからだという意図を聞いて、
一人一人の心や場全体の状況を確認しながら、ひとつひとつの質問にしっかりとした意図が書かれているんだなと感じ、驚きました。
3つ目。
昨日に引き続き、考えたこともない質問が飛んできて、驚きとワクワクがありました。
それは、考え第一号とは何なのか?何が知恵ある考え第一号なのか?
という質問です。
こんなこと考えたこともなければ、質問すら思いつきません。
おかげで考えがないところから、考えというものを観るきっかけになりました。それは、考えの前段階です。
しかし、WHTの中で、参加者の一人が考えの第一号だと主義主張したことに対して、もう一人の参加者が「その考え第一号の前にある、考えの前提自体が考え第一号じゃないか?」というツッコミが入ったことで、考え第一号を規定するには、考えの前提すらないところから考えなければ、考え第一号を規定できないのではないか?というふうに感じました。
今日は、時系列的な観点で、何が考え第一号にふさわしいのかを深めていっている印象でしたが、
次回からは、哲学的な観点で知恵ある考え第一号とは何かが深まっていくのではないかと期待しています。
批判は批判でも形式的な批判と内容的な批判という2種類の批判の話が出ましたが、それを使って整理してみると、今日WHTは形式的なディスカッションで、明日からは内容的なディスカッションに入っていくのかなぁというのを感じた次第です。
明日あたりから考えがどんどん整理されていくのでないかと楽しみです!
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。